ワタキューグループの歴史は古く、明治5年にさかのぼります。
明治5年10月、製綿業を営む村田製綿所の創業に端を発し、創業151年という私達ワタキューセイモアの歴史が始まりました。そして昭和25年、村田製綿所は綿久製綿株式会社へと社名を変え、現在へと続く成長と飛躍の歴史を刻み始めます。
戦後の混乱のさなか、綿久製綿株式会社を設立したのは村田清次。当時、25歳という若い初代社長の誕生です。資本金は100万円、社員はわずか20名でした。株式会社の本社とはいえ、今も京都本社の敷地に残る木造の建物。工場からは製綿機がうなりをあげ、綿埃が舞う建物でした。しかし清次社長は真心と誠意、そして情熱を持って会社を運営し、地道に基盤を築きます。