ワタキューグループCSRトピックス:地域社会・環境への取り組み
2017.11.01
地域クリーン活動の取り組みが評価され、表彰を受けました
(2017年10月12日 京都駅前広場での「地域防犯功労団体表彰」式典の様子)
ワタキューセイモアでは、2007年7月よりCSR活動の一環として、周辺地域の環境美化、近隣住民の皆さまとのコミュニケーションを図るという主旨のもと、全国の拠点で地域クリーン活動を実施しています。定期的に事務所や工場周辺の清掃活動を行うほか、自治会やボランティア団体などが主催の清掃活動や草刈りに参加するなど、積極的に取り組んでいます。
2017年10月12日、「世界一安心安全・おもてなしのまち京都」運動プログラムに基づき京都府下京警察署が主催する、「おもてなしのまち下京区 安心安全強化活動~2017秋の陣~広報啓発活動」において、本部社員による10年間の活動、回収ゴミ281.02㎏、延べ参加人数1,113名の実績が評価され、「地域防犯功労団体」として感謝状を受けました。今後も地域社会の一員としてのこの活動を継続し、地域への貢献を目指します。
地球温暖化対策・自然環境保全に取り組んでいます
(環境負荷を低減すべく設備更新を進めている沖縄綿久寝具)
沖縄綿久寝具(宜野湾市)は2016年2月、主力工場である中城工場のボイラ用燃料をA重油からLNG(液化天然ガス)に切り替えました。沖縄電力がLNGを燃料とする吉の浦火力発電所を整備したことから、沖縄電力グループのグループ会社プログレッシブエナジーより、発電所から約1.3kmの導管を敷設しての供給が可能となりました。ボイラの更新によるCO2削減量は年間約1,800t(12万8,500本の杉の木が吸収する量に相当)。国が認証する「J-クレジット制度」に参加し、J-クレジット創出者となりました。クレジットは県内の事業で排出されるCO2のカーボンオフセットに利用されることで、観光立県を目指す沖縄県の温暖化対策・自然環境保全に貢献するとともに、離島観光振興をはじめとした沖縄振興につながると考えています。
また、中城工場で使用した水はリサイクル水として敷地内緑地帯への散水、車両の洗車、トイレなどに利用するほか、近隣の畑や、マンゴーなどのビニールハウス栽培の農業用水として、無償提供を行っています。近隣で実施されている清掃活動への参加、工場周辺の清掃、村道の草刈りなど、地域の環境保全にも積極的に取り組んでいます。
自然環境に配慮した事業活動に取り組む
近隣の畑へ農業用水を提供
創業地井手町での「大正池森林保全支援活動」は10年目を迎えました
(第18回大正池森林保全支援活動は、約150名が参加しました)
2008年に第1回の活動を開始、翌2009年の京都府・井手町・京都モデルフォレスト協会・井手町豊かな緑と清流を守る協議会との五者協定「森林の利用保全に関する協定」の締結を経て継続してきた大正池森林保全支援活動。2017年10月14日の活動で、全体活動としては第18回目を迎えました。グループ社員と家族、自治体やNPO法人の皆さまとともに、近年では毎回150名前後の規模で実施しています。
北海道支店では、おたる自然の村周辺の「ワタキューの森」にて、2014年9月より森林整備活動を開始しています。地元の森林組合のご協力もいただき、2017年9月9日には、第4回の活動を実施しました。現地では景観や保全状態の向上など、活動の効果が見られるようになってきています。今後も地域の環境保全に継続して取り組んでいきます。